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大阪読売健康保険組合

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がん発症リスク年齢と検査について

がんの発症リスクは、年齢や性別によって大きな差があります。過度な検査には放射線被爆等の問題もありますので、ご自身の年齢や性別に応じて発症リスクの高いがんの種別を理解し、適切な検査を受けるよう心がけてください。

■男性

男性
40代後半からがんの発症リスクが高くなっていきます。40代から50代にかけては大腸がんが最も多く、胃がんも増えていきます。肺がんもこの二つに次ぐ発症状況ですが、治療効果を得にくいがんですので、まず予防のために禁煙が必要です。男性特有のがんである前立腺がんは50歳ごろから急激に発症リスクが高くなる特徴があります。

■女性

女性
女性のがんは男性と大きな違いがあります。特に乳がんは現役世代に最も多いがんであり、40代後半でピークに達します。早期発見で治療効果が得やすいがんでもありますので、定期的な検査が非常に重要です。検査方法にはマンモグラフィーと乳腺エコーがあります。一般的により詳細な検査ができるのはマンモといわれますが、乳腺が活発な若い世代にはエコーが有効な場合があります。個人差もありますので、健診機関でご相談ください。子宮頸がんはもっと若い世代から発症するがんで、初期症状の上皮内がんを含めると30代前半がピークです。大腸・胃・肺などのがんは、男性と同様、年齢とともにリスクが高くなります。男女共通では大腸がんの発症率が最も高くなります。また子宮体がん、卵巣がんは更年期後に発症が多くなります。補助対象ではありませんが、子宮頸がん検査に合わせてのエコー検査が推奨されています。